臭いでわかるがん検診

内科
Wikipediaより

私たちは、日常で様々な臭いを感じていると思いますが、病気の中でも臭いが診断のヒントになることが知られております。

僕も、日常診察でも臭いには敏感になるように心がけております。

また、匂いは、病気の診断のヒントになるだけではなく、日常生活を垣間見ることもできます。毎日、入浴しているのだろうかとは、しっかりと着替えているのだろうかとか。臭いには様々なヒントが隠されています。

そんな中で先日「癌(がん)」が臭いを発しているとことを知りました。みなさんの中には、ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが線虫によるがん検診のお話を紹介します。

線虫の特徴

 線虫は目がないのですが、その代わりに嗅覚がとても優れています。エサを探したり、外的から身を守ったりするために嗅覚が研ぎ澄まされているそうです。この検査ではその嗅覚の優れた線虫が利用されます。

がん探知犬

犬は人間の100万〜1億倍以上の嗅覚を持つといわれていますが、その中でも、特に鋭い嗅覚と特殊な訓練を受けた「がん探知犬」による、がんのスクリーニング検査があります。

インターネットで調べると、がん探知犬による検査を実施している施設がわかります。

がん探知犬は、人の呼気に含まれるがん特有のにおいを見極めているそうです。

ただ、犬だと検査にも不便であるところから同じように嗅覚の優れている線虫を用いた検査が考えられたそうです。

線虫はがん患者の臭いを好む

線虫はがん患者の尿を好んで寄っていきます。健康なヒトの尿は嫌いなので近寄りません。これを利用して、被験者の尿検体で検査をするそうです。

現在、15種類のがんが見分けることができるそうです(胃がん、大腸がん、肺がん、乳がん、子宮がん、膵臓がん、肝臓がん、前立腺がん、食道がん、卵巣がん、胆管がん、胆のうがん、膀胱がん、腎臓がん、口腔・咽頭がん)。

検査でがんの可能性があるとなった場合にはどこにがんがあるかを調べる必要があります。

また、将来的には尿検査だけでがんの種類を特定できるようになるそうです。特定のがんに反応するような線虫の作成が試みられているそうで、2022年の実用化が見込まれているそうです。

将来的には、自宅でもがん検診が受けら、どの種類の癌かが特定でき、精密検査、治療とスムーズに進んでいく可能性があります。

そうなったらすごいですね!夢のような時代です。

詳細は、N-NOSEのサイトをご覧ください。

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