日本脳炎ワクチンの出荷制限

子どもの病気の話

日本脳炎ワクチンは2種類あります。「阪大微生物病研究会」が製造する「ジェービックV」と「KMバイオロジクス」が製造する「エンセバック」です。このうち、前者のジェービックに製造過程での不備がみつかり4月出荷停止となりました。ワクチンの原液を製造する設備内に微生物が発生し、製造を一時停止したためです。現在、流通しているジェービックに関しては問題はないとのことです。

エンセバックは出荷が継続されるので全く供給されないということはないのですが、ジェービックの方が国内シェアの7割ほどであり、当面の間は数が足りないということになります。

厚生労働省からの通知分はこちらです。

北海道では、過去40年以上わたって日本脳炎の患者の発生はありませんでした。また、感染を媒介する蚊(コガタアカイエカ)も生息していないため、日本脳炎の定期予防接種を行っていませんでした。しかし、北海道の方々が北海道にずっといる訳でもなく、日本脳炎の発生している道外や海外に行き来することを踏まえて、平成28年4月より、定期予防接種となっております。

日本脳炎ワクチンは接種した方が良いのです。また、1回目を接種した場合には1-4週間をあけて2回目を接種する必要があります。当院の在庫も限られており、当面は以下のような制限をさせていただきます。

①当院で日本脳炎のワクチン1回目の接種が済んでいる方の2回目接種

②当院で過去に日本脳炎ワクチンを接種していて、1期の追加接種や2期の期限が間近の方

流通が安定するまでは追加以降の接種を一時中止します。2022年1月ころからは供給がよくなる見込みですので、慌てずに行動してください。

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